ベトナム進出の日本企業 1月末で1542社に

2012年02月17日 11:00

 ベトナムに進出している日本企業の数が今年1月末現在で1542社にのぼっていることが帝国データバンクの調べで分かった。製造業が725社と全体の47%を占めている。

 ベトナムの進出の魅力について、帝国データバンクでは石油、天然ガス、レアアースなどの鉱物や天然ゴムなどの資源に恵まれていること、相対的に賃金が安いこと、中国市場へのアクセスの良さから生産拠点としてのニーズがあること、人口9000万人のマーケットがあることなどをあげている。

 進出企業では製造業に続き卸売業(319社、20.7%)、サービス業(236社、15.3%)運輸・通信業(76社、4.9%)、ソフトウェア業(71社、4.6%)、建設業(63社、4.1%)などが続いた。

 年商別では1000億円以上は246社、従業員数1000人以上は272社だった。逆に10人未満の事業所も189社あった。(編集担当:福角忠夫)