勝ったことで全て容認とは思っていない 総務相

2017年10月25日 06:22

 野田聖子総務大臣は24日の記者会見で「今回(総選挙に)勝ったことで、全て容認されているとは思っていない」と語った。そのうえで「やるべき政策についてはしっかりと実行していく。非常に単純ですけれども、それに尽きると思う」と語った。

 記者団から自民党大勝の受け止めと今後の政権運営について、与党の一員としてどう考えるか、と問われ答えた。

 野田大臣は「支持率もそんなに高くない中、目の前に横たわる国難、例えば北朝鮮有事であったり、少子化の対策であったり、そういうことを速やかに取り組んでいこうという決意の下の解散でした」と解散は、国難への取り組みを国民の強い支持を背景に進めるためのものだったとした。

そのうえで「安倍総理を先頭に、自公安定政権で取り組ませていただきたいというお願いをし、御理解をいただけたのかなと思っている」と述べた。

野田大臣は「政権をいただいているけれども、絶対的に自民党がいいということではないということを肝に銘じ、謙虚に、皆さんに申し上げた政策が速やかに実行できるよう、形になるよう取り組んでいきたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)