朝鮮半島旗での合同入場に世界が関心

2018年02月04日 14:23

 韓国・聯合ニュースは2日、「韓国国家基幹ニュース通信社で平昌冬季五輪(2月9日開幕)の主管通信社である聯合ニュースに、日本の共同通信、イタリアのANSA通信など10カ国、11のニュース通信社から五輪の成功を願うメッセージが寄せられた」と報じた。

 このうち、共同通信の福山正喜社長からは「平昌五輪は北朝鮮が選手団を派遣し、韓国と北朝鮮が開会式で朝鮮半島旗を手に合同入場することで、全世界から多くの関心を集めている。韓国が平昌五輪を成功させることを願う」とのメッセージが寄せられたと報じた。朝鮮半島旗で南北の選手が合同入場することに世界から関心が寄せられていることを特に取り上げた。

 「ANSA通信社長は『今回の冬季五輪は国家間の友好関係促進のための機会を提供し、朝鮮半島と世界の平和に寄与するだろう』と強調した」と伝えている。

 9日の開会式には安倍晋三総理が出席し、開催を祝福するとともに、日本選手団を激励する。(編集担当:森高龍二)