平昌オリンピック開幕式出席の総理英断評価する

2018年01月28日 14:24

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安倍晋三総理が2月9日行われる「2018平昌(ピョンチャン)オリンピック大会開幕式に出席したい」と開会式に出席する考えを24日、官邸で発表した

 安倍晋三総理が2月9日行われる「2018平昌(ピョンチャン)オリンピック大会開幕式に出席したい」と開会式に出席する考えを24日、官邸で発表した。

 安倍総理が「2020年に東京オリンピックがある。同じアジアで開催される平昌オリンピックの開幕式に行き、選手団を激励したい」と述べたことを、国民の1人として歓迎したい。判断についても高く評価したい。高く評価するのは、自民党内に出席は反対だとする勢力が存在しているからだ。反対勢力は「国民の理解が得られない」などとしているが、反対意見より、出席を評価する国民の方がはるかに多いように感じる。

 また総理は会見時、韓国を訪ねた際、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と首脳会談したいとも語った。総理は「首脳会談で、日韓の慰安婦合意について日本の立場をしっかり伝えていきたいと思うし、北朝鮮の脅威に対応していくために、日韓米でしっかり連携していく必要性、最大限まで高めた圧力を維持していく必要性について伝えていきたい」と述べた。

 オリンピックに政治は持ち込まない。だから2020年の東京五輪も踏まえ、開幕式に出席し、祝福とともに、日本の選手団を激励する。

 一方で、2015年末の慰安婦を巡る問題は最終的かつ不可逆的に解決することで合意したことの再認識を促し、文大統領に国家間の約束を履行することを求めること、核の所有を認めてしまうような可能性をなくし、日米韓、特に北朝鮮との距離では核・ミサイルの脅威を共有する立場にある日韓が、一層の連携を強化する必要のあることを伝える。そのために、両国トップが直接、顔を合わせ、意思疎通を図ることの意義は、領土や歴史認識での主張をし合うものであったとしても、その意義は大きい。

 野党も、与党の公明党も総理の訪韓を良としているはず。自民党も、こぞって総理の訪韓を評価し、訪韓の成果に期待を寄せるべき。五輪開幕式を欠席する方が日本の名誉や国際的な国家としての信頼度を貶めることになりかねない。筆者はそう感じる。(編集担当:森高龍二)