歴史的課題解決へ米朝首脳の緊密対話必要と文氏

2018年05月26日 08:49

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日午前0時ころから開いた国家安全保障会議の緊急会議で「朝鮮半島の非核化や恒久的な平和は放棄することも、先送りすることもできない歴史的な課題」と強調。「米朝首脳間の直接的かつ緊密な対話で解決していくこと」に強い期待を示した。聯合ニュースが伝えた。

 報道によると、トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)との首脳会談を中止する方針を急きょ表明したことに、文在寅大統領は「当惑していて非常に遺憾」との受け止めを示した。

 そのうえで「問題解決のため努力してきた当事者たちの真心は変わっていない。今の意思疎通の方法では敏感で困難な外交問題を解決することは難しい」と首脳間での対話の必要を強調し、強く対話をすすめていくよう期待した。

 一方、核実験場廃棄について、朝鮮中央通信が北朝鮮・核兵器研究所の声明を伝えた。声明は「核実験場の廃棄は全ての坑道を爆発の方法で崩落させ、坑道入り口を完全閉鎖すると同時に、現地にあった一部の警備施設や観測所を爆破する方法で行われ、放射性物質の漏れは一切なく、周囲の生態環境にいかなる否定的な影響も与えなかったことが確認された」としている。今後「地上の全ての観測設備や研究所、警備区分隊の構造物が順次撤去され、当該構成員の撤収により、核実験場周辺を完全閉鎖することになる」と伝えた。(編集担当:森高龍二)