立憲民主党の枝野幸男代表は28日、沖縄知事選(9月13日告示、30日投開票)に自由党の玉城デニー幹事長(衆院沖縄3区)が立候補を決意されれば「選挙を戦う一角を担う」と玉城氏応援を明確にした。
枝野代表は自由党の小沢一郎代表、玉城幹事長と会談。枝野代表は会談後、記者団に会談で玉城氏から知事選出馬への応援要請があったと明かした。そのうえで記者団に「オール沖縄」の知事選候補が「玉城さんになるのであれば、最も勝算のある候補」だとした。
枝野代表は「明日(29日)県連を立ち上げるという状況で、沖縄では大変非力だが、オール沖縄の候補が玉城さんであれば、国会で一緒に活動し、気心も知れている。能力、見識も分かっている。沖縄の詳細な事情は分からないが、おそらく最も有力な勝算のある候補と受け止めている」と応援する考えを述べた。
また、同様に応援要請を受けた国民民主党の大塚耕平共同代表も会談後「全力で応援する旨を伝えた。オール沖縄の選挙なので、オール沖縄の皆さんの意向を最大限尊重し、しっかり支えていきたい」とした。
同様に応援要請を受けた日本共産党の志位和夫委員長はツイッターに小沢氏と玉城氏、日本共産党の小池晃書記局長とともにがっちり握手している写真を添え「玉城デニーさんは翁長さんの遺志をつぎ、建白書実現、辺野古新基地反対の『オール沖縄』代表として最良の政治家。日本共産党は『オール沖縄』の一翼を担い、市民と野党の共闘の一翼を担って、勝利のため全力をあげます」と発信した。(編集担当:森高龍二)