沖縄知事選 辺野古で玉城氏対佐喜氏一騎打ちか

2018年08月26日 10:13

 翁長雄志沖縄県知事の逝去に伴い、9月13日告示、30日投開票で実施される知事選は翁長氏の遺志を継ぐ自由党幹事長・玉城デニー衆院議員(58)と自民党が推す前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)の事実上の一騎打ちの構図になりそうだ。

 玉城氏は23日、翁長氏を支持してきた県政与党や労働団体などでつくる「調整会議」(議長・照屋大河県議)から知事選への出馬要請を受けた、とフェイスブックに投稿。

 出馬要請を受けた玉城氏は「全会一致での出馬要請は光栄」と立候補への環境が整ったとの認識を示しており、今週末にも出馬を正式決定するもよう。

 調整会議は米軍普天間基地の代替施設を名護市辺野古に建設することに反対する『オール沖縄』勢力で結集。日本共産党沖縄県委員会は「知事選挙は翁長知事の遺志を継ぐ辺野古新基地建設反対のオール沖縄の代表か、安倍政権言いなりの新基地推進の人物かが最大の焦点。翁長知事の遺志を受け継ぎ、県知事選挙で『オール沖縄』の勝利を勝ち取ることは全国的な重要課題」と訴え、支援を訴えている。(編集担当:森高龍二)