SUBARU、「レガシィ・アウトバック&B4」改良モデル発表、同時に60周年記念車も

2018年09月11日 06:39

SUBARU_Legacy

SUBARUのフラッグシップモデル、レガシィ・アウトバックとセダンB4が、2019年モデルにマイナーチェンジした。なお、SUBARU60周年特別記念車として、レガシィ・アウトバック「X-BREAK」(写真)を追加する。価格は340.2万円

 SUBARUは「レガシィ・アウトバック」「B4」改良モデルを本日2018年9月10日に発表、10月4日から全国のSUBARU正規販売店で発売する。

 「レガシィ・アウトバック」「B4」は、「機能的価値」「情緒的価値」をユーザーに提供し、生活を豊かにするかけがえのないパートナーとなれるよう、安全性能や走行性能はもちろん、内外装のデザインや質感を徹底的に磨き上げたグローバルモデルだ。

 今回のマイナーチェンジでは、全グレードで安全運転支援システム、アイサイトのプリクラッシュブレーキ制御を改良。アイサイトの認識対象が、本車両と同一方向に進行する歩行者や自転車であった場合、減速制御の作動タイミングを早期化することで、衝突回避の可能性を向上させた。

 また、低速走行中、前方に障害物がある状態で誤ってアクセルを踏み込んだと判断した場合には、プリクラッシュブレーキを作動させることで、衝突回避をアシストする機能を新たに追加した。

 加えて、今回の改良を機に、SUBARU60周年特別記念車として、レガシィ・アウトバック「X-BREAK」を追加する。「X-BREAK」は、“シーンを選ばずに幅広いフィールドで活躍できるアクティブな道具”をコンセプトに、アウトバックが持つ上質さにアウトドアスポーツギアのファッション性と機能性を融合させ、日常と非日常をボーダーレスに行き交うライフスタイルに合致したクルマに仕上げた。

 「X-BREAK」の内装には、撥水ファブリックと合成皮革を組み合わせて機能性を高めた専用シートを採用。また、「Limited」グレードでピアノブラック調加飾やシルバー加飾に換えて、重厚感のあるブラック加飾を用い、インパネやシフトブーツにアクセントとしてイエローグリーンステッチを配し、スタイリッシュで洗練されたイメージを表現した。

 外装では、内装同様にブラックとイエローグリーンでコーディネートしたフロントグリルとドアサイドクラッディングを採用。ダークメタリックの18インチアルミホイールやブラックのドアミラーカバーと組み合わせるとともに、可動式クロスバーを内蔵した大型ブラックルーフレールを採用することで、SUVらしいスタイリングと機能性を両立させた。

 マイナーチェンジしたレガシィ・アウトバックの価格は329.4万円、アウトバック・リミテッドが356.4万円。レガシィB4が301.4万円、B4リミテッドが324.0万円となる。なお、SUBARU60周年特別記念車アウトバック「X-BREAK」は340.2万円だ。(編集担当:吉田恒)