凸版、ペーパーレス会議ソリューションを販売

2012年01月17日 11:00

 凸版印刷は、タブレット端末やスマートフォンなどの高機能端末向けにPDFや、Microsoft(R)のPowerPoint、Excel、Wordで制作した企画書やマニュアルなどのコンテンツを、低価格で手軽に作成・配信することができるサービス「HandyBinder(ハンディバインダー)」を提供する。

 今回、凸版印刷では「HandyBinder」をベースにペーパーレス会議向けに機能を追加し、ペーパーレス会議システムとして提供。さらに、同システムを凸版印刷の社内会議に2010年4月から導入し運用ノウハウを蓄積してきた。これを活用し導入のコンサルティングから運用までトータルでサポートするソリューションとして2012年1月中旬より本格的な販売を開始する。

 「HandyBinder」は、インフォテリアが提供するスマートフォン向けコンテンツ作成・配信サービス「Handbook」をエンジンとして採用。コンテンツ作成者がPDFやMicrosoft(R)のPowerPoint、Excel、Wordなどで作成した企画書やマニュアル、会議資料などを、「HandyBinder」のサイトにアップロードすると、タブレット端末やスマートフォンなどの高機能端末向けに自動変換され、営業スタッフや保守スタッフが持つ端末に配信することができる。

 ペーパーレス会議システムとして、PDFファイルへの手書きメモ機能を追加するとともに、特定の端末からのみ利用できる端末個体認証や、アクセス権コントロール、MDM(モバイルデバイスマネージメント)サービスと連携した端末管理・盗難紛失対策などのセキュリティ面を強化。さらに自社で、2010年より採用してきた実際の運用ノウハウをもとに、ペーパーレス会議の導入コンサルティングから企画・運用までトータルでサポート。企業の社内会議における運営コストの削減を実現する。