ダイハツ、200台限定のスポーツクーペ「コペン・クーペ」オートサロンで発表

2018年12月21日 06:12

Daihatsu_Copen Coupe

ダイハツはCFRP製のハードルーフを装着した本格クーペ、新型「コペン・クーペ」を200台限定で発売する。BBS製鍛造アルミホイールが標準装備となる

 ダイハツは、軽自動車2座スポーツ「コペンクーペ」を200台限定で発売する。東京オートサロン2019に市販予定車として出展するとともに、オートサロンの開幕日である2019年1月11日から専用WEBサイトで商談希望者の募集を開始する。生産、納車は2019年4月以降を予定している。

 コペンは「感動の走行性能」と「自分らしさを表現できるクルマ」を、新骨格構造「D-Frame」、内外装着脱構造「DRESS-FORMATION」の採用により実現した軽自動車の2座オープンスポーツ。2014年6月に発売した。「コペンローブ」に加え、異なる意匠の「コペンエクスプレイ」「コペンセロ」と3つのモデルを発売している。

 同車はダイハツのファンづくり活動である「LOVE LOCAL by DAIHATSU」活動を牽引するモデルとして、ダイハツブランドのイメージ向上にも寄与する1台である。

 今回発売する「コペンクーペ」は、東京オートサロン2016に出展したコンセプトカーを商品化したクルマで、出展後の熱い声援に応え市販化に向け開発を進めてきた製品だ。

 同社は「コペンセロ」をベースに、CFRP製のハードルーフを装着した本格クーペであり、エレガント&エモーショナルなデザインをテーマに、ルーフからトランク、リヤエンドまでが一体となった、ガラスハッチを備えた流麗なエクステリアが特徴となっている。

 装着するホイールはBBS製鍛造アルミホイールで、インテリアではMOMO製のステアリングが目を引く。ボディカラーはブリティッシュグリーン+ベージュインテリア、パールホワイト+ブラックインテリアの2種。トランスミッションはマニュアルとCVTから選択可能で、MT車にはLSDを標準装備として走行性能をアップさせている。また、クーペ発売に合わせてコペンのオプション装備として、HKSと共同開発したスポーツマフラーとサスペンションキットを用意した。

 販売台数は200台の限定。2019年1月11日から2月11日までWEBサイトで購入希望を受け付け、200名を超えた場合には抽選となる。価格はCVT車が248.4万円、MT車が250.56万円だ。

 さらに来年、現行モデルの発売5周年を迎えるコペンをさらに盛り上げていくため、まず東京オートサロン2019に出展する。ここでは新型「コペンクーペ」に加え、新たなテイストを提案する「コペンセロ・スポーツプレミアムバージョン」を出展する。

 また、今後も販売会社とユーザーとのコミュニケーションを深めるファン・ミーティングを積極的に開催し、「モノづくり」「コトづくり」の両輪でコペンを通じたダイハツファンづくりにつなげていくとしている。(編集担当:吉田恒)