問責決議された大臣の続投の難しさ 浮き彫り

2012年01月16日 11:00

 野田佳彦総理は13日午前、内閣改造前の最終閣議で各閣僚に対し、発足からこれまでの4ヶ月間に対する各大臣の尽力に感謝する旨を伝えた。藤村修官房長官が明かした。

 藤村官房長官によると「野田総理は閣僚に対し、この4ヶ月間に第3次補正予算、復興庁の創設、原子力事故の収束に向けたステップ2の達成、第4次補正予算案、24年度予算案、社会保障と税の一体改革などのとりまとめができた」として「各閣僚の尽力に感謝する発言がなされた」と語った。

 野田政権にとって、通常国会に臨むための態勢強化の内閣改造ということだが、一方で、問責決議された大臣の続投の難しさを改めて浮き彫りにするものになった。(編集担当:福角忠夫)