総理は沖縄へ行き、腹割って話を 谷垣自民総裁

2012年01月10日 11:00

 米軍普天間飛行場の移設問題について、輿石東民主党幹事長は8日のNHK日曜討論で「私なり、総理なりが沖縄に行く時は、それなりの問題意識を持って訪ねたい。ただ行けば良いというものではない」と語り、時期を慎重に考えて判断するとの考えを示した。

 一方、谷垣禎一自民党総裁は「ガラス細工のようにやってきたもの(普天間移設問題)を壊したので、中々難しいと思う。沖縄の方との信頼関係を構築していくことが大事で、野田さん(総理)自身が沖縄に行き、腹を割って話していく必要がある」と総理による沖縄訪問を促がした。

 また福島みずほ社会民主党党首は「沖縄がノーと言っている。普天間飛行場は撤去、辺野古へは代替飛行場をつくらせない。日米両政府で見直すべき」とした。志位和夫日本共産党委員長も「日米合意を白紙に戻し、無条件で普天間飛行場を撤去すべき」との考えを述べた。(編集担当:福角忠夫)