シトロエン、日本導入車種最高台数を記録したC3に、創業100周年記念特別車設定

2019年03月31日 10:22

Base de donnée : Astuce Productions

CITROËN社創業100周年を記念した特別仕様「C3 ORIGINS」、価格258.0万円

 プジョー・シトロエン・ジャポンは、仏CITROËN社創業100周年を記念した特別仕様「C3 ORIGINS」(C3オリジンズ)を発売する。

 同時に「GRAND C4 SPACETOURER」と「GRAND C4SPACETOURER ORIGINS」(グランドC4スペースツアラーオリジンズ)に、欧州排ガス規制Euro6.2をクリアする新パワートレインとアイシン製8速オートマチックを搭載し発売すると発表した。

 シトロエンは2019年の今年、創業100周年を迎える。1919年にアンドレ・シトロエンが自動車を作りはじめて以来、その1世紀の歴史は、人々の”移動の自由”と”自由な移動”を支え、運動性能を高めながらコンフォートな乗り物とするための開発と探求の積み重ねだったという。

 これが歴代すべてのシトロエン車に脈々と引き継がれている伝統である。現在日本市場でブランド展開23年来の記録となる販売台数を記録しているC3も、その例外ではない。

 今回発売する「C3 ORIGINS」と「GRAND C4 SPACETOURER ORIGINS」は、そんな人気のモデルに、ブランドの初代ダブルシェブロンをモチーフとした100周年記念ロゴマークとヴィンテージ感溢れるブロンズのテーマカラーを内外装にちりばめた特別仕様車だ。通常モデルとはひと味違う、シックなカラーコーディネーションが自慢のモデルは、100周年の今年、2019年においてだけしか販売されない貴重なモデルでもある。

 17インチブラックアロイホイールやブロンズステッチ入りファブリックコンビネーションシート、ドアミラー/ルーフステッカー/Cピラー/テールゲートエンブレムのブロンズでカラーコーディネートなどの特別装備を纏った「C3 ORIGINS」搭載のコンパクトなエンジンは、1.2リッター直列3気筒ターボエンジンで、最高出力81kW (110ps)/5500rpm、最大トルク205Nm/1500rpmを発生する。6速オートマティックを組み合わせ、価格は258.0万円。

 パワートレーンを一新した「GRAND C4 SPACETOURER」に搭載するエンジンは、1.6リッター直列4気筒ターボで、アウトプットは133kW (180ps)/5500rpm、250Nm/1650rpm。そしてもう一基の2リッター直列4気筒ターボディーゼルで、120kW (163ps)/3750rpm、400Nm/2000rpmを発揮する。組み合わせるトランスミッションは、いずれもアイシン製8速オートマティックとなる。価格はガソリンモデルが377.0万円(ORIGINSは386.0万円)。ディーゼルモデルが390.0万円(ORIGINSは411.0万円)となる。(編集担当:吉田恒)