ポルシェ・ジャパンはブランドのアイコンとも言える第8世代へと進化した「新型911カレラ」と「新型911カレラカブリオレ」の予約受注をポルシェ正規販売店にて開始したと発表した。なお、国内発売日については決定次第公表するという。
新型911カレラおよび新型911カレラカブリオレ希望価格は、911カレラが1335.0万円、同カレラカブリオレが1560.0万円だ。
グローバルでスポーツカーのベンチマークである新型911は、ポルシェデザインのDNAを忠実に継承し、力感あふれるエクステリアとなった。
タイプ992へと生まれ変わった911カレラの完全に新しいエクステリアデザインは、よりワイドなホイールアーチ、そして前8.5J×19インチに235/40ZR19タイヤ、後11.5J×20インチに295/35ZR20タイヤを採用。全長×全幅×全高4519×1852×1295mm、ホイールベース2450mmのボディを持つ。
ドアと面一の電動ポップアウトハンドルは、テーパーの付いた滑らかなサイドラインを際立たせる。新しいLEDヘッドライトを繋ぐフロントリッドのラインは、初代911を彷彿させる。リアには、エレガントなシームレスのライトバーが備わる。
搭載するパワーユニットは、新世代の水平対向6気筒エンジン、ボア×ストローク91.0×776.4mm、キャパシティ2981ccから、283kW(385ps)/6500rpmの最高出力、450Nm/1950-5000rpmの最大トルクを得た。
0-100km/h加速タイムは4.0秒(オプションのスポーツクロノ・パッケージ仕様車)で、最高速度は293km/hに達する。新開発の8速デュアルクラッチトランスミッションがそのパワーを路面に伝える。
インテリアは、完全に刷新された。埋め込まれたメーターを備えたダッシュボードは直線的なラインを特徴とした1970年代の911をモチーフとしたように想わせる
911としての不変性は継承しながら、新型は最新のデジタル制御技術を搭載すると。インテリジェントな車両コントロールとシャシーエレメント、そして革新的なアシスタンスシステムは、リアエンジンスポーツカーである911らしい妥協のないダイナミクスと、今日に求められる性能を備えている。
新型911タイプ992、遂に日本でも発売となる。(編集担当:吉田恒)