2リッターTFSI直噴ターボエンジン(245ps/370Nm)に、新たに12Vのマイルドハイブリッドシステムを組み合わせて搭載するAudi A6 45 TFSI quattroおよびA7 Sportback 45 TFSI quattro
アウディ・ジャパンは、Audi A6 45 TFSI quattroおよびA7 Sportback 45 TFSI quattroを、全国のアウディ正規ディーラーで発売すると発表した。
新型Audi A6と新型A7 Sportback は、3.0 TFSIエンジンを搭載して日本導入以降、デザインやパフォーマンス、そして快適性など、全方位的に高評価を受け続けている。その新型Audi A6と新型A7 Sportbackに、新たに2.0 TFSIを搭載する新グレードを追加発売するということだ。
1984ccのTFSIエンジンは、直噴ターボ技術により245ps/370Nmを発生し、今回新たに12Vのマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた。ベルト駆動のオルタネータースターター(BAS)はクランクシャフトにつながっており、エネルギー回生とスムーズなエンジン再始動を実現する。このBASは最大5秒間、6kWと60Nmのパワー&トルクでエンジンをアシストすることができ、その回生およびアシスト効果により100km走行あたり欧州測定基準で最大0.3リッターの燃費削減が可能だという。
組み合わせるトランスミッションはデュアルクラッチ式の7速Sトロニックで、quattroシステムにもインテリジェントなAWDクラッチを備えるタイプを採用し、高効率と高いドライビングダイナミクスを両立するハードウェア構成となった。
MHEVシステム用に追加されたリチウムイオンバッテリーは0.15kWhの容量を持ち、エンジンルーム内に配置した。
また、スマートフォンの操作感にも似たインターフェイスを実現した先進のMMIタッチレスポンスは、55 TFSI同様に標準装備しているほか、快適性とハンドリングの両立において好評を博しているダンピングコントロールサスペンションやダイナミックオールホイールステアリングはオプションで選択可能であり、あたらしい2.0リッターモデルにおいても、先進装備を余すところなく享受できるという。
価格はセダンのAudi A6 2.0 TFSIが740.0万円から835.0万円、Audi A6 Avant 2.0 TFSIが776.0万円、Audi A7 Sportback 2.0 TFSIが819.0万円。(編集担当:吉田恒)