外務省は米国防省と共催で在日米軍基地のある青森県三沢市と長崎県佐世保市、山口県岩国市で地元中学生と米軍人の中高生との交流会を来月上旬から来年2月上旬にかけて、順次開催する。
日米の中高生が文化・教育交流を通じて、相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成したい狙い。開催にあたって、学生たちはマスクの着用、消毒の徹底、3密の防止など、新型コロナ対策に万全を期す。
予定では、三沢市が12月5日と6日「三沢市の特産品や伝統の祭り等を活かしつつ、三沢の魅力を発信する方途を企画する」としている。佐世保市では1月16日、17日と23日、24日に「日米の中高生がチームを組み未来の学校をつくる」がテーマ。岩国市では1月30日、31日と2月6日、7日に「色・音・身体を使って世界に想いを発信する」アート制作で交流を図る。
在日米軍「三沢基地」には第35戦闘航空団や統合戦術地上ステーションなどが、「佐世保基地」には第7艦隊、「岩国基地」には第5空母航空団や第12海兵航空群が配置されている。(編集担当:森高龍二)