岸信夫防衛大臣は20日の記者会見で「21日から22日にかけて沖縄を訪問し、玉城デニー知事はじめ、関係自治体の皆様とお会いし、沖縄県に集中している米軍基地をめぐる問題についてお話しさせて頂く予定」と語った。
また「米軍普天間飛行場の移設予定先のキャンプ・シュワブの視察を行い、事業の進捗について自分の目で確認し、自衛隊部隊の視察も行って、南西地域の安全保障環境を肌で感じて来ようと思っている」と述べた。
岸大臣は玉城知事との面談については「基地負担の軽減、普天間飛行場の移設計画について意見交換を行う。基地負担の軽減を図るための政府の取組みについて、地元の皆様の御理解、御協力を得られるように全力で取り組んでいきたい。会談において、相互理解を深めることができればと思っている」と語った。
岸大臣は玉城知事と会談するほか、嘉手納町、北谷町、名護市、宜野湾市の首長と面談。沖縄市副市長とも会うことになっている。また沖縄米軍四軍調整官とも面談する。(編集担当:森高龍二)