白須賀議員、次期衆院選に出ず、先の3議員は?

2021年02月18日 05:24

緊急事態宣言下で、またも自民党議員が都内の高級ラウンジで店の女性と午後10時まで飲酒したことが週刊誌に報じられ、議員は17日、離党届を提出し受理された。自民党には責任を取った形だが、国会議員は辞職しないとしている。ただ、この議員は次期衆院選挙には出馬しないという。

 17日離党したのは文部科学政務官も務めたことがある白須賀貴樹衆院議員(千葉13区)。白須賀議員は今月10日夜に高級会員制ラウンジを訪ねたという。

 緊急事態宣言下での午後8時を過ぎての飲食では松本純元国家公安委員長(衆議院神奈川1区)、田野瀬太道前文部科学副大臣(衆議院奈良3区)、大塚高司前国対副委員長(衆議院大阪8区)が銀座のクラブで深夜まで飲食していたことが報じられ、2月1日に自民党を離党した。議員辞職はしていない。

白須賀議員は辞職こそしないが、次期衆院選挙には出馬しないとしている。これに対し、松本、田野瀬、大塚3議員は出馬しないと表明することもなく、今日に至っている。ネット上では「3議員はどうするんですか」との書き込みもある。離党は自民党へ責任とるもの。国民への責任の取り方は議員辞職だと、議員辞職を求める声は強い。(編集担当:森高龍二)