フォルクスワーゲンのコンパクトSUV『T-Cross』 2グレードで本格販売開始

2021年03月07日 09:24

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正式なカタログモデルとして導入されるT-Cross。「TSI Active」「TSI Style」の2グレード展開で、全国希望小売価格は、「TSI Active」グレードが税込み278.0万円、「TSI Style」グレードが 同303.0万円だ。

 フォルクスワーゲン(VW)ジャパンは、VWの SUVラ一バップになかで最もコンパクトなSUV「T-Cross (ティークロス)」のカタログモデルの販売を全国のVW正規販売店で開始したと発表した。

 今回、導入するモデルは、「TSI Active」「TSI Style」の2グレード展開で、全国希望小売価格は、「TSI Active」グレードが税込み278.0万円、「TSI Style」グレードが 同303.0万円だ。

 VWのコンパクトSUV「T-Cross」は昨年 1 月末より導入記念特別仕様車の発売を開始し、昨年の年間販売台数は 8930 台と輸入車 SUVとしてトップの販売台数を記録した。 日本の道路環境にマッチしたボディサイズによる取り回し性の良さや荷室の広さなどの実用性の高さ、使い勝手の良さなどが高く評価されている。

 パワートレーンは、1リッター直列3気筒のTSIエンジン(最高出力116ps/5000-5500rpm、最大トルク20.4kg.m/2000-3500rpm)に2ペダルの7速DSGを組み合わせ、軽快かつ俊敏な走りを実現。SUVらしい使い易さに、安全性と快適性においても、MQBの採用により、上級モデルに採用される運転支援システムや 快適装備を多く採用した。ボディサイズは全長×全幅×全高4115×1760×1580mm、ホイールベースは2550mm、車両重量1270kgである。

 また、デジタルメータークラスター“Digital Cockpit Pro”やスマートフォンへのワイヤレスチャージングがセットとなったテクノロジーパッケージ(7.15万円)やレーンキープアシストシステム “Lane Assist”や駐車支援システム“Park Assist”などの運転支援システムがセットとなったセーフティパッケージ(アクティブ16.5万円/スタイル14.3万円)、Volkswagen純正インフォテイメントシステム“Discover Media”(14.3万円)など多彩なオプション装備を設定し、これまで以上に細やかなニーズに応えることが可能となったという。(編集担当:吉田恒)