健康保険証の紐づけメリット伝えていく 総務相

2022年05月27日 06:44

 政府はマイナンバーカードへの健康保険証の紐づけを促したい考えだが、マイナンバーカードの交付枚数は5月現在、約5600万枚と人口に占める割合は44%台、健康保険証との紐づけとなると約855万枚と7%を割っている。このため金子恭之総務大臣はマイナンバーカードへの健康保険証の紐づけについて25日までの記者会見で「メリットの部分をしっかり国民に伝えなければならない」と取り組みを強化する考えを示した。

 金子大臣は(1)かかりつけ医と違うところで病気になったとき、紐づけされていたら特定健診の内容やどういう薬を処方されていたかがわかり、医師の適切な診断に役立つ(2)消防庁で実証実験準備を行っているが、救急車でマイナンバーカードを使った対応ができるということもある。大変メリットがあると考えていると語った。

 オンライン資格確認のメリットに挙げられているのは(1)本人が同意すれば初めての医療機関でも特定健診情報やこれまでに使った薬剤情報が共有できること(2)オンラインで医療費控除がより簡単にできること(3)手続きなしで限度額を超える一時的な支払いが不要になること(4)医療費の事務コスト削減につながること(5)就職・転職・引越しでも健康保険証として継続使用できることなどが言われている。(編集担当:森高龍二)