自民党の茂木敏充幹事長が2日に仙台駅前で行った街頭演説に、立憲民主党の蓮舫元代表代行は3日「茂木幹事長、嘘はやめましょう」とツイッターに投稿した。
蓮舫氏は「2.7兆の補正予算案。私たちが昨年11月から提案していたガソリン補助の延長分1.2兆円以外は、コロナや物価高など何でも使える予備費1.1兆、一般予備費4000億のみ」だと指摘。
そのうえで「私たちが具体的に提案した21兆円補正案に比べると、あまりにも小さく中身がなく遅かったでしょう」と反論している。
茂木氏は街頭演説で「野党のみなさん、物価が大変だ、物価対策をしっかりしろ、と言いますが、ガソリン価格を抑える対策、さらにはしっかりと予備費を確保することによって機敏な対策をする。そのための補正予算、これに反対したのは野党なんですよ」と野党が反対したとアピールしていた。
茂木氏は「立憲も、共産も反対なんですよ。反対しておいて具体策も出さないで物価が大変だ、あまりに無責任だと思います」などと訴えていた。立憲も共産も対案を提起していたことから事実ではない。(編集担当:森高龍二)