志位氏、維新の本丸、大阪での街宣8日4度目へ

2022年07月05日 06:43

 日本共産党の志位和夫委員長が「自由」と「平和」「国民が主人公」の政治を訴えるため、8日に日本維新の会の「本丸」といえる大阪入りし街宣する。大阪での街頭演説は4回目になる。志位氏は「平和を壊す翼賛政治の危険。その先兵となっている維新。負けられません!」と「!」付きでツイッターに投稿した。

 志位氏はこれまでの街頭演説で「平和の党」「自由と人権を守る党」をアピール。日本共産党は党誕生から100年を迎えるが、戦前戦後、一つの名前で通しているのは日本共産党だけだと強調。

 その訳を「太平洋戦争に向かう時期に、共産党以外のすべての政党が自分の党を解散し『大勢翼賛会』に合流し、みんなで揃って侵略戦争を進めた。だから、戦後に同じ名前では恥ずかしくて、出てこられなくなって名前を変えた」とアピール。

 反戦を訴え、特高の拷問に命を落とした小林多喜二氏やマルクス経済学者でやはり拷問され命を落とした野呂栄太郎氏、マルクス主義と出合い社会運動に身を投じて治安維持法違反で逮捕され、24歳で命を落とした伊藤千代子氏ら、先輩らの名前をあげ「この暗い時代にも、日本共産党は『反戦平和』と『国民主権』を命がけで主張してきた唯一の党」と党の姿勢、歩みを訴えた。

 志位氏は「共産党の主張が正しかったことは、戦後の『日本国憲法』が証明した。今、この話をするのは、今、また、戦前のような『平和』と『憲法』を壊す翼賛政治の危険を感じるから」と呼び掛けた。そして「その尖兵になっているのが維新ですよ」と警鐘を鳴らし、「翼賛政治がつくられつつある」と危機感を露わにした。

 志位氏は「討論会でもウクライナを利用した軍拡の大合唱、多くの政党が飲み込まれている状況がある」と平和憲法に立った冷静な対応を国民に訴えた。(編集担当:森高龍二)