群馬や岐阜など6地点で6月の観測史上初めて40度を超えるなど、すでに記録的な猛暑を記録している今夏の日本列島。新型コロナウイルスの感染対策も必要だが、熱中症には充分気をつけたいところだ。
熱中症対策としては、日よけや温度、湿度の管理はもちろん、コロナ禍中においては密にならない場所ではマスクをこまめに着脱するなどの意識も必要だ。そして、何よりも体力を維持すること。栄養をしっかり摂り、睡眠もしっかりとる。とはいえ、熱帯夜はどうしても寝苦しいし、寝つきも悪くなってしまう。しかも、新型コロナによるストレスや不安、運動不足などの影響で、いわゆるコロナ不眠に陥っている人も多いのではないだろうか。不眠症状がひどい場合には医療機関で診療してもらうべきだが、日常的な予防や、寝苦しさや一時的な不眠の解消、改善には睡眠をサポートするサプリメントの利用などもおすすめだ。
睡眠サポートが期待できる成分としては、副交感神経の働きを高めてくれるアミノ酸GABA(ギャバ)やグリシン、交感神経の働きを抑えることで夜中に目が覚めてしまうような症状の改善が期待できるといわれているテアニン、精神の安定や安心感をもたらす神経伝達物質のセロトニンを増やして、睡眠リズムを整えてくれるラフマ葉エキスなどがあるので、サプリメント選びの際にはこれらの成分を含んだものを選ぶと良いだろう。
例えば、味の素株式会社の「グリナ」や、株式会社ファインの「グリシン」などは、その名の通りグリシンに特化したサプリメントで、睡眠の質の向上はもちろん、起床時に爽快感のある良い目覚めをもたらしてくれる。また、株式会社メディワンの機能性表示食品「すやすやリラック睡」は、睡眠の質の向上が報告されているラフマ由来のヒペロシドとイソクエルシトリンが含まれており、ぐっすりと深い眠りに導いてくれるだろう。
そして、今夏注目したいのは、山田養蜂場が6月27日に新発売したばかりのサプリメント「グッスリーP」だ。同サプリは、これまで認知機能や免疫に特化したサプリメント開発を行ってきた同社では初めて「睡眠」にフォーカスしたもので、養蜂場ならではの国産蜂蜜、天然ハーブのラフマ、リラックス成分のGABAの3種の天然素材を配合することで、”おだやかな休息”と“さわやかな朝”をサポートするサプリメントとなっている。
近年、コロナ禍の影響もあり、予防医学の観点からも「アピセラピー(=ミツバチによる伝統的健康法)」への注目が高まっているが、蜂蜜と一口にいってもその品質は様々だ。その点、同社は日本でも有数のミツバチ産品を扱う養蜂場。蜂蜜の品質や管理はトップクラスなので安心できる。しかも、そんな蜂蜜の専門家が満を持して新発売したサプリメントだけに期待が持てそうだ。
蜂蜜は、インドの伝承医療アーユルヴェーダをはじめ古くから天然のリラックス素材として、世界中で役立てられているもので、ビタミンやミネラル、アミノ酸などさまざまな種類の栄養素を豊富に含む食品だ。快適な睡眠はもちろん、日々の健康維持のためにも上手に利用して、厳しい夏を元気に乗り切りたいものだ。(編集担当:藤原伊織)