国葬は国民が哀悼の意を寄せる機会と北海道知事

2022年07月20日 07:38

 安倍晋三元総理を14日、都内へ弔問した北海道の鈴木直道知事は19日までの記者会見で、安倍元総理の国葬について「国民の皆さんが哀悼の意を寄せる機会が設けられるので賛成」との考えを示した。

 その理由について鈴木知事は「岸田文雄総理が、安倍元総理は憲政史上最長の8年8か月にわたり、(総理として)卓越したリーダーシップを発揮され、実行力を持って総理の重責を担われた、ということ。また、東日本大震災からの復興など、様々な実績を残された。国の内外から幅広い哀悼の意が寄せられている。これらを勘案して、国葬儀の形式で行うという事の表明があった、と承知している」と語った。

 鈴木知事は「そのうえで、岸田総理が判断された」と総合的に判断された結果であるとの受け止めをしめしたうえで、官房長官も国民の皆様にしっかり説明させていただく、と言われているので、私としては、国民の皆様のご理解を頂くため、丁寧な説明をしっかりやっていっていただきたい」と国葬を是とする考えを示した。(編集担当:森高龍二)