自民党の茂木敏充幹事長は19日の記者会見で、麻生太郎副総裁から、安倍晋三元総理の国葬について「吉田茂元総理の時は10月20日にお亡くなりになって、10月31日に国葬ということになった。非常に短い期間で終わったが、今回、国葬はおそらく秋になる。ある程度の期間があるわけだが、安倍元総理の功績については、国内外から高く評価されており、この国葬という判断、極めて正しい判断という認識をしっかりと改めて共有したいという話があった」と国葬の判断は正しいと強調した。
また茂木幹事長は「安倍元総理の逝去を受け、党本部では11日から献花台・記帳台を設置した。15日までの5日間で参列者は1万8000人にのぼった。週末を含めるともう少し大きな数になっていると思う。また、ラーム・エマニュエル米国大使はじめ100を超える国・地域などの大使らが党本部4階で献花・記帳を行っていただいた」と弔問の多さを語った。
そのうえで、茂木幹事長は「政府は、安倍元総理の葬儀を「国葬」として行うこととした。内政、外交、様々な分野で大きな功績を残され、そして国内外から幅広い哀悼の意が寄せられていることに鑑み、葬儀のあり方は国葬がふさわしい、適切だと考えている。党としても最大限の協力を行っていきたい」と強調した。(編集担当:森高龍二)