村上元行革担当相の姿勢評する声、ネットで多く

2022年09月26日 06:52

 自民党の村上誠一郎元行政改革担当大臣が安倍晋三元総理の国葬欠席とともに、欠席理由に、閣議のみで国葬儀を決めたことや国民の半数が反対していること、「(安倍政権は)財政・金融・外交をぼろぼろにし、官僚機構まで壊した。国賊だ」としたことが報じられ、安倍派の議員らから欠席や国賊発言に懲罰にかけるべき、離党などの声があるが、ネット上では、「その発言と行動には100%賛同する」「おそらく多くの国民が同感だろう」「自民党にもこんな人がいたのですね。彼の声が広がる事を心より応援させて頂きます」と村上氏を評する声が多い。

 ほかにも「自民党内にはこういうまともな考えの人を処分するという意見もあるようだが、どんどん支持率を下げるだろうね」「私の感覚としては、村上議員の言っている事の方が気持ち的に近い。だから、こういう風に言ってくれる議員がいてくれると有難い」「離党さすならまずは旧統一教会とズブズブな議員からでないと整合性はないと思う」。

 「政治信条は保守だから自民にいるんでしょうね。批判していることは、法や国会軽視、隠蔽についてだから真っ当なことを言っている。昔の自民は保守党として、こういった人がもっと居たように思うけど。立憲の野田(佳彦)議員(元総理)のような個人的弔意から出席するよりは政治家としては信頼できると思う」などなど。

 自民党の石破茂元幹事長は22日のブログで「村上議員がその見識と責任において判断されたことです。自民党は国民政党であればこそ、国民の意見を反映した闊達な議論があって当然であると思っています」と国民を代表する議員としての村上氏の考えとして受け止める姿勢を書き込んだ。(編集担当:森高龍二)