立憲民主党の小西洋之参院議員は国葬儀報道を巡ってのTV報道の在り方についてツイッターで言及。「NHKが安倍氏礼賛の国葬放送をすれば、放送法違反で受信料の支払い拒否ができます」と発信した。
NHKは27日当日、午後1時40分から3時半まで、国葬関連ニュースを予定している模様。小西氏は受信料支払い拒否ができる理由について「放送法でNHKが国民視聴者に受信料を求める権限を与えられている理由は唯一つ、NHKの番組編集の自主自律を守るためだからです。国営忖度放送には受信料を求める法的資格がありません」としている。
またNHKを含めTV各局に対しては「国葬を放送するなら、放送法4条を守った番組編集を行う義務がある。政治的に公平であること・報道は事実をまげないですること・意見対立の問題はできるだけ多くの角度から論点を明らかにすること、つまり、安倍氏や国葬への批判を十分に報道する必要がある」と提言。
国葬儀当日には国会周辺での抗議集会など各地で反対集会も予定されており、こうした反対集会の報道も、総理・政治家としての安倍氏の功と罪、国葬を巡る問題を含め、報道するのが放送法に則したTV局のとるべき対応との提言のよう。(編集担当:森高龍二)