東芝と明電舎が中小型水力発電システム分野での強化を図るため、業務・技術提携に関する基本契約を結んだ。東芝が6日発表した。
東芝は「再生可能エネルギー特別措置法の成立により、対象となる3万kW未満の小型水力発電システムの需要拡大が予想される」としており、この分野での市場性と競争激化を視野に、事業の強化を図る一環として、明電舎とのこの分野での業務・技術提携となったことをうかがわせた。
今回の提携で「東芝は明電舎に対して水車や、そのサービスを、明電舎は東芝に対して水車発電機や、そのサービスを供給する体制を構築」し、それぞれのシェア拡大に活かすとしている。
(編集担当:福角忠夫)