高市氏総裁候補に自民に自浄能力の無さと小西氏

2024年07月25日 06:20

 立憲民主党の小西洋之参院議員が自民党総裁候補の一角に名があがる高市早苗経済安全保障担当大臣が特定秘密漏洩や潜水手当不正受給など防衛省・自衛隊の一連の不祥事に「国民や諸外国の信頼を大きく損なう」と記者会見で猛省を求めたことに、「最低の政治家に批判する資格がない」と高市大臣にこそ猛省を求める発信を23日までにXで行った。

 小西氏が高市氏を最低の政治家と記したのは放送法を巡る問題から。小西氏は「高市氏が放送法の違法な解釈改変の責任を官僚になすり付け、改変の経緯を記録した公文書を官僚らが悪意を持って自身を攻撃するため捏造したと主張をし、挙げ句の果てには捏造でなければ議員辞職すると答弁したのに、官僚らが捏造していないと国会報告しても居座り続ける」と理由を記した。

 小西氏は「かつての部下に公文書偽造・行使という国家公務員法、刑法違反の罪を擦り付けるという人物でも、何事もなかったかのように大臣を続け、総裁候補の一人と挙げられる自民党の自浄能力の無さぶりは最悪と言わざるを得ません」とも指摘した。(編集担当:森高龍二)