総選挙公示日に候補者過半数に未達で連立と泉氏

2024年07月28日 07:45

 立憲民主党の泉健太代表は立憲所属の自治体女性議員らを対象にした夏季研修会(7月24~25日、170人が出席)で「国会議員と自治体議員は対等。党運営や政策にどんどん意見を言ってもらいたい」と積極的参加を呼び掛けた。

 党HPによると、泉代表は講演で(1)立憲民主党による単独政権樹立を目指すとし(2)総選挙公示時点で候補者が過半数擁立に達することがなかった場合には他党との連立政権も考える。そのうえで(3)連立を組むにあたっては他党との共通政策を実現する『ミッション型内閣』を目指すとしている。

 10月に総選挙があると見据える岡田克也幹事長は「われわれが第1党になれるのか、厳しい状況だが、十分に可能な状況」との見方を示し「どれだけ地道な活動をするかにより、3カ月後の総選挙の結果が変わる」と党勢に弾みをつけるよう一層の協力を求めた。

 岡田氏は23日の会見でも「選挙は10月と思っている。候補者が選挙区を回ることが重要。全面的に後押しをしていきたい」と自ら全国に遊説していることを語っていた。(編集担当:森高龍二)