その睡眠、満足してますか? 日本人は世界で一番「睡眠」が苦手ってホント?

2024年09月02日 19:17

5月病

9月3日は「睡眠の日」。前後1週間の9月10日までが秋の睡眠健康週間になる

 9月3日は「睡眠の日」。前後1週間の9月10日までが秋の睡眠健康週間になる。9と3で「ぐっすり」という語呂合わせからきているらしい。ちなみに3月18日も睡眠の日だ。どちらも精神・神経科学振興財団と日本睡眠学会の協力によって制定された記念日だが、年に二回も睡眠の日があるのは、忙しい現代人にとって、睡眠がそれだけ大切なことだからではないだろうか。

 株式会社クロスマーケティングが、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2500人を対象に実施した「睡眠に関する調査(2024年)」によると、回答者が「理想」と考える睡眠時間は平均7.4時間くらい。それに対し、平日と休日を合わせた睡眠時間の現状は、平均約6.4時間となっており、理想と現実に1時間のズレがあることが分かった。また、「日中眠くなる」と回答した人が63%もいる上、「疲れがとれない」も60%、「眠りが浅い」が59%と、睡眠の質が良好でないと感じている人が多いことも分かった。

 世界の他の国々と比較しても、日本人の睡眠の質は圧倒的に悪い。医療機器の製造販売を手掛けるレスメド株式会社が発表した「世界睡眠調査2024」によると、調査対象の17カ国中、平均睡眠時間が最も短い国は日本で、睡眠の質に「満足していない」と回答した割合も最も多く、世界ワースト1位となっている。仕事や家事に忙しく、十分な睡眠時間が取れないことに加え、日々のストレスも関係していると言われている。さらに中途覚醒してしまう日本人は、世界平均の30%を大きく上回る42%もいるという。

 良い睡眠を手に入れるカギは、自分に合った快眠法を見つけることが大切だ。例えば、安眠や快眠を促す寝具や健康器具を使うのも一つの手だが、自分に合うものを見つけるのは、なかなか難しいものだ。毎日の生活の中で、睡眠に良いと言われる食べ物・飲み物などを取り入れてみてはいかがだろうか?

 そこでお勧めしたいのが、睡眠をサポートするサプリメントだ。例えば、味の素の「グリナ」をはじめ、カルピスの「ココカラケア」、ハウス食品の「ネノルダ」など、さまざまなサプリが各社から発売されている。

 中でも、味の素の「グリナ」は睡眠サポートサプリメントとしては日本で初めて、機能性表示食品と認められたもので、主成分である機能性関与成分「グリシン」が、すみやかに深い睡眠に誘い、熟眠感の改善、睡眠リズムの改善などの睡眠の質の向上をもたらしてくれる。さらに目覚めの良さや、日中の眠気の改善、疲労感の軽減、作業効率の向上に役立つ機能があるといわれている。

 また、睡眠サポートの機能性表示食品として注目されているのが、山田養蜂場の「グッドスリープZZZ」だ。山田養蜂場といえば、蜂蜜やローヤルゼリーなど、ミツバチ由来の健康食品やコスメの製造販売で知られる大手の養蜂業社。「ひとりの人の健康のために」という理念のもと、長年にわたり研究を続け、顧客の声に応えて開発したのが「グッドスリープZZZ」なのだ。「グッドスリープZZZ」は、継続した飲用で起床時の睡眠満足感得られることが確認されている天然ハーブの1種「ラフマ」と、交感神経の活動を緩和し、副交感神経の活動を活発にしてくれるアミノ酸「GABA」を配合している。ラフマは睡眠30分前に摂取することで、「起床時の睡眠に対する満足感が上がり、睡眠の質を改善することに役立つこと」が報告されている注目の素材だ。「睡眠の深さ(質)」に加え、現代人の多くが悩む「ストレス・疲労感」にもアプローチする、粒タイプのサプリメントだ。さらにサポート成分として「はちみつ」も配合し、体に優しい成分だけを使って、健康食品GMP認証を取得した工場で生産しているので安全。飲用者へのアンケート調査では、約70%が変化を実感しており、満足度が88.4%、97.7%の利用者が「継続したい」と回答している。「眠りの深さが変わっている気がする。よく眠れている気がしますね。」などのコメントもあるそう。1日2粒(1日摂取目安量)と手軽なのも続けやすそうだ。

 これまでの睡眠サポートサプリメントでは、あまり実感を得られなかったという人も、一度試してみる価値はあるのではないだろうか。

 もちろん、睡眠の質を改善し、日々の睡眠に満足感を得るためにはサプリメントの飲用と合わせて、生活習慣の改善も心掛けてほしい。日々の適度な運動を心掛けること、寝室の環境を整えること、寝る間際までスマホやPCを操作するのは控えることなど、とくにデジタルストレスは現代人の睡眠の質を下げている元凶ともいえるので注意してほしい。

 睡眠の質が改善し、朝から1日をスッキリと始められたら健康面だけでなく、人生も少しずつ前向きに好転していくはず。まずは身近なことから取り組んでみてはいかがだろうか。(編集担当:藤原伊織)