立憲民主党の岡田克也幹事長は10日の記者会見で、自民党が新総裁の下で組閣後、早期に衆院解散・総選挙をする段取りではないかとの見方が広がっているのを踏まえ、本会議での代表質問のみでなく、予算委員会を開いて本格論戦することで総理・自民党総裁がどのような考えをもっているのかが国民に分かるとして「予算委員会開催は不可欠」と予算委員会を行って後の総選挙であるべきだと強く求めた。
また公明党の山口那津男代表が今期限りで代表を勇退する旨を表明したことを受け「山口代表とは1990年に初当選した同期。その後、参議院に代わられたけれども、新進党時代に同じ党にいた」と振り返り「(今は)党や立場は違うがかなり親しく交流させていただいた。15年間、本当にご苦労様でしたと申し上げたい」と労った。
そのうえで「公明党は与党だが政策的には立憲民主党ともかなり近い部分もあるのではないか」と「お互い政治家同士、信頼関係を持って交流、話し合いができればと思っている」との期待も示した。(編集担当:森高龍二)