東芝、薄型・軽量の「レグザタブレット AT700」など2機種発売

2011年10月04日 11:00

 東芝は、広視野角・高精細の10.1型液晶を搭載し、厚さ約7.7mm、重さ約558gの世界最薄・最軽量を実現した「レグザタブレット AT700」と、7型液晶を搭載した「レグザタブレット AT3S0」の2機種を商品化し、10月下旬から順次発売する。

 同製品は、家庭内のネットワークに接続された液晶テレビ「レグザ」やブルーレイディスクレコーダー「レグザブルーレイ」と連携し、放送中の番組や録画番組をHD解像度(1280×720ドット)の高画質で楽しめる「レグザリンク・シェア」に対応。「レグザブルーレイ」が受信している放送中の番組や、「レグザ」または「レグザブルーレイ」で録画した番組を、家庭内のテレビがない部屋でも手元で視聴できるほか、「レグザブルーレイ」で録画した番組をダビングして家庭内から屋外に持ち出して視聴できることで、テレビを見る場所や時間といった制約から解放する新しい視聴スタイルを可能にしている。

 「レグザタブレット AT700」は、最新のプラットフォーム「Android(TM)3.2」を搭載し、プロセッサはグラフィック処理に優れたデュアルコア「Texas Instruments OMAP(TM) 4430」を採用。これらの先進性能を「dynabook」の開発で培ったノウハウをベースにした高密度実装技術や薄型筺体堅牢化技術により、持ち運びやすいスタイリッシュな超薄型フラットボディに搭載している。また、ブリッジメディアスロットやmicro USBコネクタ、microHDMI出力端子などの豊富なインターフェースも装備している。

 さらに、「レグザ」で培った高画質・高音質技術により、美しい映像と迫力の音響を体感。「Adobe(R) Flash(R) Player」で「YouTube(TM)」などのフラッシュコンテンツも視聴できる。また、32GBの内蔵フラッシュメモリには最大約13時間の録画番組を保存でき、バッテリー駆動も連続動画再生で最大約7時間を実現している。

 一方「レグザタブレット AT3S0」は、広視野角・高精細の7型液晶を搭載した重さ約379gの片手で携帯できるコンパクトタイプ。「レグザリンク・シェア」にも対応している。