岩屋毅外務大臣は6日、米国大統領選で次期大統領にトランプ氏当選が確実になったのを受けて臨時会見し「テレビでトランプ前大統領の勝利宣言、演説を拝見した。全体の開票作業はまだ継続されているということなので、遠からず確定されるのだろう。いずれにしても米国の次期大統領、新大統領と石破総理にできるだけ早く接点をもってもらえるよう外務省としても努力していきたい」と首脳会談の早期実現へ調整を進める考えを述べた。
また石破茂総理は6日「トランプ氏の勝利宣言を聞いた。トランプ氏の勝利に心からのお祝いを申し上げる」と祝意を示し、「合衆国国民の民主主義の選択にも敬意を表したい」とした。
そのうえで「今後、トランプ氏と連携を密にしながら、日米同盟、日米関係を更なる高みに引き上げていきたい」との考えを強調した。外務省は石破総理がトランプ氏に対し「大統領選挙での勝利への祝意とともに政権の最重要事項である日米同盟の更なる強化及び『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向け、緊密に連携していきたい旨を記した祝辞を発出した」と発表した。(編集担当:森高龍二)