中国が日本人に対する15日以内の中国短期滞在について「査証免除措置」を再開する方向で調整している動きについて、石破茂総理は期待を示した。
石破総理は22日の会見で「中国外交部の発表については内容を承知している。今後の日中間の関係の基礎というものは、何よりも両国国民が交流していくということが最も重要と考えている」と語った。
そのうえで「日本側から中国側に対し、査証免除措置の早期再開をこれまでも累次にわたって要請し、様々なレベルで意思疎通を行ってきた。今回、発表のあった査証免除措置により、両国間の交流が一層盛んになるということを期待している」と述べた。
岩屋毅外務大臣も「近く再開されるということを期待している」とし、中国人の訪日査証についても「人的往来の便宜を図る観点から、これまでも関連の措置を進めてきているが、今後とも状況の変化に応じて引き続き検討を進めていきたい」考えを述べた。(編集担当:森高龍二)