石破茂総理は21日、NHKホールで開かれた商工会全国大会にビデオメッセージを寄せ「日本の社会経済の停滞を打ち破る起爆剤は持てる潜在力を眠ったままにしてきた地方の農林水産業、製造業、サービス産業であり、そういうものが日本の経済を変えていく、日本の国の形を変えていく起爆剤になると思っている」と地方創生大臣時代から語ってきた思いを改めて示し、全国の商工会所属の会員らに期待感を示した。
そのうえで、新しい地方創生本部を立ち上げた旨を語り「産官学金労言」が連携することで地方創生の新たな取組みを展開する考えを示し「中高生も含めた産官学金労言」の各界からの参加を得て「この年の暮れには『地方創生2.0』に向けた基本的考え方を決定したい」と述べた。
石破総理は「地方創生を実現するとともに、補正予算などの効果を地域の隅々まで行き渡らせるためには、正しく地域に密着しておられる商工会の皆様方のお力が不可です。どうか、今後ともお力を貸してください」と協力を求めた。(編集担当:森高龍二)