立憲民主党の野田佳彦代表は13日の記者会見で、企業・団体献金について「2024年から全く受け取っていない。来年以降もそうしたいと思っている」と記者団に答えた。
野田氏は昨年、企業・団体献金356万円を受け取っていた。企業・団体献金が政策をゆがめるとして禁止を求めている党で、党代表が企業・団体献金を受けていたことで、政治・政策は歪められたことはなかったのか、と記者団に問われ、野田氏は「党も私も歪められたとは思わない』と答えた。
野田氏は「私の場合、圧倒的に個人献金が多い。特定企業のために何かをするということを考えたこともないし、党もまったく同じ」と説明。
一方で、野田氏は自民党との違いについて、献金を受ける規模の違いを指摘した。「(自民党への政治献金を取りまとめる)国民政治協会には24億5000万円、個人献金1億円くらい。相対的に全然違う。政党支部を含めると80億円になる」ことをあげ「当然、そちらの影響力が強くなって、政策が歪められる可能性があるのではないか」と企業団体献金を禁止する必要性を提起した。(編集担当:森高龍二)