石破茂総理は12月30日、第39代米国大統領・ジミー・カーター氏が逝去した報を受け、総理として政府・国民を代表して弔意を示す談話を発表した。
談話では「御逝去の報に接し、深い悲しみに包まれています。御遺族、米国政府及び同国民に対し、謹んで哀悼の意を表します」と悼んだ。
そのうえで「カーター第39代米国大統領は大統領としての在任中のみならず、生涯を通じて平和外交に積極的に取組まれ、(2002年に)ノーベル平和賞を受賞されるなど、歴史的な御功績を残されてきました」とその功績を称え「良好な日米関係の更なる強化のみならず、国際社会の平和と安定の維持に多大なる貢献をされた故カーター大統領の指導力に改めて深い敬意を覚えます」と敬意を表した。
石破総理は「謹んで、日本国政府及び国民を代表し、カーター第39代米国大統領の御霊の安らかならんことを心よりお祈り申し上げます」と結んでいる。カーター氏は1924年10月1日、ジョージア州生まれ。1977年1月~1981年1月まで大統領をつとめた。100歳だった。(編集担当:森高龍二)