石破茂総理は4月開幕の「大阪・関西万博」会場を19日に視察。視察後の会見で「関西万博というものが(55年前の大阪万博の時のように)再び新しい日本をつくる、そういう場所になっていくことを実感できた」と語った。
「4月に開幕して、ここへ来れば必ずもう1回来たいという思いを大勢の人が持つことだろうなと思っている。ここに来ないと見られないものがありますよね。火星の石もそうでしょう。見て幸せになれる、夢が持てる、そういうのを世界中の方々に味わっていただくために政府としても大阪府、大阪市、協会の皆さんと共に成功に向け努力したい」とした。
また石破総理は万博会場のシンボルの「大屋根リング」の再利用への需要に関して「大屋根のいろいろな材料の活用等については今でも20社かしら、使いたいというお話があるということであります。万博が成功するということになったときには、あの万博の材料になった、そういう木だよねということで、すごく使いたいって人は増えるんだと思っております」と再活用への希望者が増えるとの見方を示した。(編集担当:森高龍二)