裏金問題で旧安倍派元事務局長を参考人招致へ

2025年01月31日 06:19

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自民党の「裏金問題」に代表される政治とカネを巡る問題で、30日に旧安倍派元事務局長を参考人として招致する議決の運びになった

 自民党の「裏金問題」に代表される政治とカネを巡る問題で、30日に旧安倍派元事務局長を参考人として招致する議決の運びになった。

 野党予算委員会理事の立憲民主党・山井和則氏が予算理事懇談会後に記者団の取材に応じた。

 山井氏は「30日朝に安倍派元事務局長の参考人招致を議決することになった。その後、趣旨説明をすることに。実質的な予算審議は1日ずれる」と語った。

 山井氏は「私たちは大切な予算審議をするために円満に参考人招致を決めたかったけれど、この期に及んでも自民党は参考人招致に強く反対」と残念がった。そのうえで「(審議は)1日ずれたけれど、金曜日から115兆円の巨額予算の審議を行っていきたい」と語った。

 また「25年議員をさせてもらっているが、初日から予算委員会が審議入りできないということは異例」と述べ「初日に審議できないのは大変な痛手」とも語った。山井氏は「参考人招致に自民党が反対しても多数決で結局、可決される。それでも反対に強くこだわった。ある意味、予算審議を自民党の方が軽視している、非常に残念」と執拗に参考人招致に反対し、予算審議が1日ずれ込むことになった自民の対応への姿勢を残念がった。(編集担当:森高龍二)