日米首脳会談 日米合意実現への意思を確認

2011年09月26日 11:00

 藤村修官房長官は22日、野田佳彦総理とオバマ米大統領との首脳会談で米軍普天間飛行場の移設について、野田総理が「日米合意に従って、沖縄の負担軽減を図りながら、沖縄の人々の理解を得られるように全力を尽していきたい」と語ったのに対し、オバマ大統領は「これからの進展に期待していると述べられた」と日米合意の実現に向け意思確認が行われたことを語った。

 また、藤村官房長官は沖縄県が政府に求めている「一括交付金」について「一括交付金を創設することと普天間問題は全く切り離して考えるべきことと思っている」として、一括交付金を普天間問題解決の材料にするような考えのないことを強調した。
(編集担当:福角忠夫)