2月分電気代から補助金が本格反映。厳冬期の家計負担軽減と今後の論点

2026年02月16日 11:54

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1月から再開された「電気・ガス料金支援」が2月の請求分から本格的に反映。低圧家庭向けの値引き単価や、標準世帯での軽減額、3月以降の補助縮小に向けた注意点を解説

 エネルギー価格の高騰による家計への負担を軽減するため、政府による「電気・ガス料金支援事業」が今月から本格的な効果を発揮し始めています。1月の使用分から再開されたこの支援策は、2月の検針分から実際の請求額に反映される仕組みとなっており、暖房需要が高まる厳冬期において、光熱費の急激な押し上げを一定程度抑制する役割を担っています。

 具体的な支援内容を見ると、2月分(1月使用分)の電気料金については、一般家庭などの低圧契約で1キロワット時あたり4.5円、企業などの高圧契約で2.3円がそれぞれ値引きされています。都市ガスについても1立方メートルあたり18円の補助が行われており、標準的な家庭では電気とガスを合わせて月額数千円規模の負担軽減が期待されます。また、ガソリン価格についても、1リットルあたり170円台を維持するための補助金支給が継続されており、エネルギー全般にわたる政策支援が展開されています。

 今後は補助終了を見据えた出口戦略への関心が集まりますが、現時点での支援策再開は、物価高に直面する家計にとって大きな安心材料となっています。この支援がある期間を「エネルギー効率の向上」に向けた準備期間と捉え、省エネ家電への買い替えや住宅の断熱改修などを検討することは、将来的なコスト耐性を高める前向きな選択肢となります。政府による下支えを有効に活用しながら、持続可能な家計運営を模索する良い機会と言えるでしょう。(編集担当:エコノミックニュース編集部)