普天間含めパネッタ国防長官と電話会談 防衛相

2011年09月20日 11:00

 一川保夫防衛大臣は16日の記者会見で、米国のパネッタ国防長官と同日朝に電話会談し、普天間飛行場の移設について、日米合意に基づき移設を推進させることで認識が一致した旨を語った。

 一川防衛相は「普天間飛行場の移設問題等については具体的に物事が進展するように最大限努力していきましょう」と話したところ、パネッタ国防長官からは「沖縄に関するような問題については日米同盟関係をさらにしっかりとしたものとして進展させるためにも非常に重要な課題であるので、アメリカ側も努力するけれども、日本側にもよろしくお願いしたいという主旨の話しがあった」と語った。

 そのうえで、一川防衛相は「公式的な日米間で合意された内容に即して我々は誠実に着実に物事が前に進むように最大限努力するということに尽きる」とし、記者団から「日米合意を踏まえて普天間問題を前進させる、県内移設を推進させるということでお互いに認識が一致したということですか」との問いに「そういうことです」と答えた。
(編集担当:福角忠夫)