高齢者福祉指数 最高は島根

2011年09月20日 11:00

 東北大学グローバルCOE(グローバル時代の男女共同参画と多文化共生)の研究班が高齢者の心身の健康、経済生活、社会生活、個人生活、安全・安心5つの分野について合計15の既存統計を都道府県別に整理した結果、高齢者福祉指数(満点1)が最も高いのは島根県、最も低いのは沖縄県になっていた。

 研究班では「どの地域のどの指数を優先して改善するべきであるかという政策の効率性や高齢者福祉に地域間の格差があってはならないという公平性の観点からも有効に活用できる統計資料になる」としている。

 それによると島根県は0.83ポイントで最も高く、福井県(0.82)、北海道(0.80)石川県(同)、富山県(0.79)、滋賀県(同)、山梨県(0.78)、愛知県(同)京都府(同)、奈良県(同)がこれに続いた。逆に、低かったには沖縄県の0.70、次いで福岡県(0.71)、和歌山県(同)、青森県(同)、愛媛県(0.72)、香川県(同)、山口県(同)、秋田県(同)だった。
(編集担当:福角忠夫)