「石破辞めるな!」「石破踏ん張れ」「石破の後には極右が来る」「がんばれ石破」「言葉の通じる総理が必要」などなど、中にはイラストで石破総理を描いたプラカードもあり、各々自作のプラカードを手に手に、SNSで広がったデモ開催告知に25日、石破総理を激励する異例の「デモ」が総理官邸前で展開された。数百人が参加した。
これまで時の総理に「やめろ」アピールが通常だったが、自民党の中で最も良識派との見方もあり、「石破総理辞めないで」という人たちが声をあげた格好。少数与党の中で衆議院では野党の声を受け止め、提案が良ければ法案を修正したり、丁寧な対応を行ってきた評価がある。
このデモ報道にSNSでは「石破辞めろと言っているのは裏金議員」「遠くてデモに参加できなかったけど、デモする人と同じ気持ち!」「石破首相はどんな思いでいるのか(また残された時間も)不明ですが、森友文書の全面公開のように、他の自民議員などでは不可能な政策に挑戦してほしいです。志しを共にする議員も存在しているはずです。せっかく首相となられたのですから、民主国家にふさわしい挑戦を期待します」
「(自民)大敗の原因は石破ではなく、今石破を引きずり降ろそうとしている議員たちの方にあるわけで、石破を辞めさせて、そういった議員たちの都合の良い総理を立てるという流れには、今の自民党に不信感があるからこそ反発を覚えるね」「石破さんがどうのではなく、自身らの責任は棚に上げて、選挙の敗北を石破さんのせいにすべてしようとしている厚かましさと反省の欠片もない態度に頭にきているんでしょうね」と『石破おろし』の自民党内の言動に批判的意見が目立っている。
「石破さんは近年、稀に見る非常にすぐれた知性や見識を持った首相だと思います。自身が理想とする信念を持っている政治家、そのため自民党内では孤立してこられたことを忘れてはないか。今回の自民の敗北がこの程度で収まったのは、石破さんのおかげであることも忘れてはいけない。私のように応援している国民は多い」などなど。(編集担当:森高龍二)