森山幹事長 石破総裁に書面で「進退伺」

2025年09月03日 10:11

 自民党の森山裕幹事長は2日の記者会見で参院選挙総括を両院議員総会で報告したとしたうえで「選挙結果の責任を取るべく、幹事長職を退任させていただきたい」と述べ「私の進退につきましては任命権者である石破総裁にお預け致します」と辞意を表明した。また辞意は口頭で同日、石破総裁に伝えた、書面では「進退伺」を提出する意向を示した。

 総理に進退を任せるとした森山氏に記者団から、石破総裁に遺留された場合はどうするのかを問われ森山氏は「憶測でのご質問にお答えすること、特に人事においてはあってはならないと私は思う」と回答を控えた。

 両院議員総会で参院選挙総括報告に対しどのような意見が出たのかとの記者団の問いには「233名が出席、35名から発言いただいた」とした。主な意見では「政策全般、党改革・政治改革推進を求める意見・臨時総裁選実施要求に関する意見」とした。

 森山氏は党の他の役員に関して「我が国が置かれている状況を考えると政治空白があってはいけない。特に政調関係、総務会関係、広報関係は引き続き、務めていただくことが大事ではないか。9月までが現在役員の任期であることもその通りで任命権者のご判断があるのだろうと思う」と語った。(編集担当:森高龍二)