各議員が誠実に自身の取組みを説明するに尽きる

2025年12月03日 06:42

 自民党の萩生田光一幹事長代行は1日の記者会見で朝日新聞の世論調査で自民党の「政治とカネ」への取組みに、回答者の7割が「評価しない」としていることに対する受け止めを聞かれ「裏金ではなく、不記載をしたということで、当然、今までも説明責任を果たしてきたつもりでいますし、これからも必要があれば機会があるごとにお話をしていきたいと思います」と答えた。

 萩生田氏は「個々に対応が若干違うので一概には言えませんが、既に収支報告書を全て修正し、あるいは必要な金額を党に戻したりする中で会計処理が終わっている人とそうじゃない人がいるので未解決じゃないかという印象を持たれている部分もあると思います」とした。

そのうえで「この件についてはそれぞれアプローチも違うので、一人ひとりの議員が誠実に自分自身の取組みを国民の皆さんにきちんと説明して理解を高めていく以外に方法はないのではないかと思います」と述べ「私自身もその努力を続けていきたいと思っております」と答えた。萩生田氏は「関係した一人ひとりが、きちんと自分の対応を説明していくことに尽きると思います」と語った。(編集担当:森高龍二)