肌研、市場が拡大するオールインワンタイプの高保湿ゲルを発売

2011年09月12日 11:00

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洗顔後の手入れがひとつで完了するオールインワンタイプの化粧品市場が拡大する中、人気ブランド「肌研」が新商品「極潤 パーフェクトゲル」を発売した。

 ロート製薬が展開するスキンケアブランド「肌研(ハダラボ)」が、新商品「極潤(ゴクジュン) パーフェクトゲル」を発売した。同商品は「化粧水」と「美容液」、「乳液」、「クリーム」、「パック」の5つの効果を一度に実感できる、うるおいのつまったオールインワンタイプ高保湿ゲルとなっており、洗顔後の手入れがひとつで完了する。

 同商品は、オールインワンタイプの化粧品市場が拡大していることを受けて開発されたもので、スーパーヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなど4つのうるおい成分を配合し、肌にやさしい処方となっている。子育て中の30代の女性や保湿力を重視する40代女性を中心とした幅広い層をターゲットに見据え、シンプルケアの利便性や多機能さ、保湿力を求める女性に訴求する。

 「肌研」は肌の研究を重ねてきた同社の研究室で、あらゆる無駄をなくし”肌に良い成分”を厳選して開発したスキンケアシリーズである。最大の売りはコストパフォーマンスの高さで、購入しやすい価格でありながら機能性の高い商品が多数リリースされており、低価格帯化粧品が市場をリードする中でも特に支持されている。ブランド認知率は約90%(n=65314、同社調べ)で、化粧水市場では販売個数ナンバーワン(インテージSRI調べ)。売上は2010年度で136億円となっており、現在は国内を代表するスキンケアブランドとして評価が高い。

 2008年10月からは中国での販売も開始し、現在は香港、台湾、ベトナム、マレーシア、韓国、シンガポール、タイなどでも販売。アジア地域でも売上は好調に推移している。さらに、3月に発生した東日本大震災の影響によって、消費者がより費用対効果を重視する購買行動に変化する中でも堅調な売上を維持している。同ブランドは、ユーザーのニーズを的確に捉えた商品を素早く開発し、ラインナップを増やすことで幅広い目的と層に対応。高い成長を続けている。