注目を集めるまつ毛美容液、ロートが新製品「ラッシュリッチ」を投入

2011年09月06日 11:00

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今シーズンの化粧品市場のトレンドとなりそうなまつ毛美容液。ロート製薬は新製品「ラッシュリッチ」をリリースする。

 顔全体の印象を左右する「アイメイク」は、女性の大きな関心ごとの一つだが、最近では特に「まつ毛メイク」へ注目が集まっている。「肌研(ハダラボ)」などを展開するロート製薬が行った調査によると、女性は「長いまつ毛」や「カールがきれいなまつ毛」、「本数が多いまつ毛」を理想としており(n=285)、マスカラ関連商品の市場も、2001年(240億円)との比較で2010年(308億円)は128%に成長(出典:富士経済「化粧品マーケティング要覧2011」)。つけまつ毛やまつ毛パーマ、まつ毛エクステンションなどを扱う店舗や利用する人も増加している。

 一方、まつ毛メイクへの関心の高まりと同じように、日常のアイメイクによるまつ毛の傷みを気にする人も増えてきている。しかし、まつ毛のダメージケアに効果的な「まつ毛美容液」は、認知率は72%あるものの、使用経験率は25%にとどまっており(n=581、ロート製薬調べ)、今後の需要の拡大が期待されている。

 そんな中、ロート製薬はまつ毛美容液「ラッシュリッチ」を9月8日に発売することを発表した。同商品は、ロート製薬の長年のアイケアとヘアケアに関する研究成果に着目して開発されたもので、機能性保湿成分「リッチグロウ」や独自開発成分「コラプラス」を配合。まつ毛の生え際の角質層内部に潤いを与え、傷んだまつ毛を修復してしなやかに整え、ふさふさで長く、美しい印象にする。また、生え際に使いやすい透明低粘度タイプの製剤と、エクステンションにもひっかかりにくい細筆を採用している。

 消費者のニーズに応え、同社として初の「まつ毛美容液」を発売するロート製薬。製薬会社の信頼と安全性が拡大する市場の中でどのように受け止められるのか、注目が集まる。