樽床伸二民主党幹事長代行は5日、党の役員人事を発表した。発表には輿石東幹事長のほか、前原誠司政調会長、平野博文国対委員長も同席。前原政調会長は「第3次補正予算、来年度概算要求、社会保障と税の一体改革など党の中での税の議論が待ったなしの状態にある」として、藤井裕久元財務大臣(党最高顧問)を会長とする党税制調査会を設置する考えを明らかにした。
また、輿石幹事長は「今日は新しい民主党のスタートの日。野田政権がしっかり国民の皆さんの期待に応えられるよう、態勢づくりの第1歩として党の役員人事を行った」と語った。
主な党役員は次の通り(敬称略)党最高顧問に羽田孜、鳩山由紀夫、菅直人、渡辺恒三、江田五月、藤井裕久、岡田克也の7氏。代表には野田佳彦総理、副代表には北澤俊美、直嶋正行、岡崎トミ子、田中慶秋の4氏。幹事長に輿石東、幹事長代行に樽床伸二、幹事長代理に城島光力、政調会長に前原誠司、政調会長代行に仙石由人、国対委員長に平野博文、参議院議員会長に輿石東、選対委員長に高木義明。
(編集担当:福角忠夫)